
一生独身の女はずるいって思われてる?もしかして独身って勝ち組?
Yahoo!知恵袋やガルちゃんを見ていると、「一生独身の女はずるい」なんて声がよく見つかります。
ひと昔前までは、独身=寂しい・行き遅れ、なんてイメージもありましたが、最近ではまるで独身=勝ち組のような空気さえありますよね。
たしかに、家事や育児で忙しそうな既婚女性と比べると、独身のほうが自由に生きているように見えるかもしれません。
でも一方で、ふと寂しさを感じたり、幸せそうな家族を見て心が揺れたりする瞬間もあるはずです。
この記事では、
- 一生独身の女はずるいと言われる理由
- 女性が一生独身でいることの落とし穴
について詳しく解説します。
これからの生き方を考えるきっかけとして、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
一生独身の女性が増えている

実は今、「一生独身」という生き方を選ぶ女性が、年々増え続けています。
結婚や出産が当たり前だった時代は、もう過去の話です。
2020年の国勢調査によると、50歳時点で一度も結婚したことがない女性は約17.8%もいます。

1980年は女性の生涯未婚率が5%未満だったことを考えると、たった40年で3倍以上に増えたことになりますね。
さらに国の研究機関のデータによれば、この流れはこれからも続くと予測されており、2035年には一生独身の女性が5人に1人を超えると予測されているんです。

一生独身の女性が増えている理由は、
- 女性1人でも稼げる社会になりつつある
- 結婚=幸せではないと気づき始めた
- 子育てや家事にネガティブな印象がある
つまり、誰かの奥さんになるより自分の人生を大切にしたい。そんな価値観が、少しずつ社会に広がってきています。
結婚しない人生は、もう珍しくも特別でもありません。
今は一人ひとりが自分に合った生き方を選べる時代になってきているのです。
一生独身の女はずるいと言われる3つの理由

そんな独身女性は、周囲から「なんかずるいよね」と思われることがあります。
その声の多くは、実は既婚女性からあがっており、「ずるい」という言葉の裏には、羨ましさや嫉妬の感情が隠れていることもあるようです。
さっそく、独身女性がずるいと言われる理由を3つ見ていきましょう。
- 好きなことにお金と時間を使える
- 旦那や子供に振り回されない
- 若々しくてなんかキラキラしてる
理由① 好きなことにお金と時間を使える
1つ目の理由は、好きなことにお金と時間を使えることです。
独身女性は、家族の都合に振り回されることなく、自分の「やりたい!」を最優先にできるという強みがあります。
たとえば、急に思い立って旅行に出かけたり、習い事したり、エステに通ったり。

すべて自分の判断で、誰にも遠慮せずに決められますよね。
一方、既婚女性は、子どもの学費や生活費、家事や家族の食事を1番に考えるため、自分だけが自由にお金や時間を使うのはなかなか難しいのが現実です。
実際、「結婚してから自由がなくなった」と感じている既婚女性も多く、そうした声が「独身ってずるいよね」という感情につながっています。
理由② 旦那や子供に振り回されない
2つ目の理由は、旦那や子供に振り回されることがないことです。
独身女性は、自分の時間とエネルギーをまるごと自分のために使えるという、圧倒的な自由があります。

予定が乱されることも、家族の事情に振り回されることもありません。
結婚すると、どうしても家族の優先順位が上になります。夫の仕事の都合で引っ越しをしたり、子どもの学校行事に合わせて休みを調整したり。
たとえ自分が疲れていても、家事や育児は待ってくれません。
その点、独身女性はスケジュールも気分もすべて自分軸。

今日は仕事帰りに映画を観よう、週末は1人で温泉に行こう、そんなふうに暮らしを自由にデザインできます。
こうした日々を目にした既婚女性が、「独身ってなんかずるい」と感じるのも、無理はありません。
理由③ 若々しくてなんかキラキラしてる
3つ目の理由は、若々しくてなんかキラキラしてることです。
独身女性は、自分のやりたいことができてストレスが少なく、自分の美容にもお金をかけることができるので若々しくてキラキラしている人が多いんです。
既婚女性の中には、「毎日が家事と育児であっという間」「自分にかける時間が全然ない」と感じている人も少なくありません。

朝から晩までフル回転で、人のために動き続けていると、気づかないうちに表情も疲れがちになってしまいますよね。
一方で、独身女性は、仕事終わりにジムで汗を流したり、美容室でリフレッシュしたり。そんな毎日を重ねることで、見た目の年齢にも差が出てくるのは当然です。
本当にずるい?一生独身女性の落とし穴

ここまで読んで、「やっぱ独身って最高じゃん!結婚しないほうがいいわ!」と思ったかもしれませんが、ちょっと待ってください。
女性が一生独身でいることはいいことばかりではありません。実は、独身でいるからこそ直面する落とし穴もあるのです。
- 入院時などに身元保証人がいない
- 孤独感に襲われる瞬間がある
- なんでも自分でやらないといけない
1、入院時などに身元保証人がいない
1つ目は、入院時などに身元保証人がいないことです。
家族がいないと、身元保証人が必要になったときに困ります。
たとえば、急に入院することになったとき。最近は、入院手続きのときに身元保証人を求められることが多くなっています。

「支払いが滞ったときに連絡を取れる人」や「治療方針を一緒に考えてくれる人」が必要なんですね。
独身で親が高齢だったり、身近に頼れる人がいなかったりすると、「え…誰にお願いしよう?」と本気で悩むことになります。
実際、「保証人が見つからなくて、入院がスムーズにできなかった」なんて話もちらほら。

既婚の友達は「そういうの、全部旦那に頼めるから気にしたことなかった」なんて言ってたりして、ちょっとした現実の差を感じることも。
自由な生活は魅力的だけど、「いざというとき誰が支えてくれる?」という視点は、一度しっかり考えておきたいところです。
2、孤独感に襲われる瞬間がある
2つ目は、孤独感に襲われることがあることです。
独身は自由で気楽な反面、「寂しいな」と感じる瞬間もゼロではありません。
たとえば、ショッピングモールや公園で幸せそうな家族連れを見たときなど、自分がひとりであることを思い知らされて孤独を実感します。

周りが次々と結婚・出産して家庭を持ち始めると、休日に誘える友達も減っていって、「なんか、私だけ取り残されてる?」と感じてしまう人もいますよね。
SNSで家族の写真を見かけたときに、ちょっとだけ心がチクッとする…そんな経験がある人も多いはず。
ふとした瞬間に孤独な感情に飲み込まれそうになることがあるんですよね。
独身生活にはたくさんのメリットがありますが、誰かと日常を分け合うあたたかさは、1人暮らしだとなかなか得られにくい。
だからこそ、孤独とうまく付き合う工夫も必要になってきます。
3、なんでも自分でやらないといけない
3つ目は、なんでも自分でやらないといけないことです。
独身生活は自由ですが、すべてのことに「自分で責任を持つ覚悟」が求められます。
たとえば生活費。誰かに頼ることなく、家賃も光熱費も自分でまかなっていく必要があるし、将来の備えもすべて自分で準備しないといけません。

老後の資金や、最終的には葬儀やお墓のことまで考えておく必要があるという現実も。
また、日常のちょっとしたことでも、誰かいたらいいのにということは結構あります。
家具の組み立てや電球の交換、病気のときの買い出しなど、「あー、こういうときに気軽に頼める相手がいたらなぁ」と感じる瞬間は少なくありません。
もちろん、独身だからこそ得られる自由もありますが、そのぶん「全部、自分でなんとかしないと」という負担がのしかかるのも事実です。

誰にも迷惑をかけずに生きていくって、かっこいいけど正直ちょっと大変でもあるんですよね。
結局、独身と既婚どっちが幸せ?

女性が独身か既婚か、どちらが幸せかは人によります。
結婚してパートナーとの生活に喜びを感じる人もいれば、ひとりの時間を大切にしながら自由に生きることに幸せを感じる人もいます。
つまり、「結婚したほうが幸せ」でもなければ、「独身が正解」でもないんです。
大切なのは、自分の本音にちゃんと向き合って、自分に合った生き方を選ぶことです。
本当は結婚したいと思っているのに強がって「独身がいい!」なんて言っていると将来後悔します。

もしあなたの中に、「本当は誰かと一緒に生きていきたい」「やっぱり結婚したい気持ちがある」と思いがあるなら、その直感は無視しないほうがいいです。
正直いって、年齢が上がるほど婚活では不利になります。後悔しないためにも、少しでも「結婚もアリかも」と思うなら、今すぐ婚活を始めておくことがおすすめです。
まとめ
ここまで、「一生独身の女はずるい」と言われる理由と、その裏にある現実についてお話してきました。
独身にはたしかに魅力がありますが、その反面、見落としがちなリスクも存在します。
どちらが幸せかは人それぞれですが、「少しでも結婚したい気持ちがあるなら、行動する価値はある」のは間違いありません。
迷っている今こそ、未来の選択肢を広げるタイミング。自分に合った相手を見つけるために、まずは気軽に婚活を始めてみるのも一つの方法です!