親から「結婚はまだ?」「いい人いないの?」と何度も言われて、正直うんざり…
こんな経験、独身女性なら一度はありますよね。
「結婚しろ」と言われるのが嫌で、実家に帰省するのやめようかなって思う人もいるはず。
TVで芸能人の結婚とか妊娠ニュースは絶対に一緒に見たくない...
そこで、この記事では「結婚しろ」とうるさい親への具体的な対処法をお伝えします。
独身女性のみなさん、「結婚しろ」とうるさい親の対処方法を身につけて、気軽に実家に帰省しましょう!
親が「結婚しろ」とうるさい理由
親から「結婚しろ」と言われるのが嫌な場合、まずは、親がなぜ「結婚しろ」と言ってくるのか理由を理解することが大事です。
親の気持ちを理解していると、広い心で冷静に対処でき、険悪な雰囲気にならずに済みます。
親が「結婚しろ」と何度も子どもにうるさく言うのは、単なる口癖ではありません。
本気で子供に結婚してほしいと思っているからです。
こちらが、親が「結婚しろ」と言う理由。
- 親世代にとって結婚は当たり前
- 独身は不幸だと本気で思っている
- 孫がほしいという純粋な気持ち
それでは、親が結婚しろとうるさい理由を1つずつ深掘りして理解していきましょう。
親世代にとって結婚は当たり前
親世代が10代-40代頃の昭和の時代は、
- 結婚は社会人として当たり前
- 結婚しないなんて非常識
という価値観が浸透していました。
昭和の時代、特別な理由がない限り、「結婚しない」という選択肢はありえなかったのです。
自分たちの常識に、結婚しないなんて選択肢はないから、悪気なく子供に結婚しろとプレッシャーをかけてくるんです。
実際に、1980年の50歳時の未婚率は、男性2.60%女性4.45%で、50歳までに95%以上が結婚していました。
現在の50歳は、男性は4人に1人・女性は6人に1人が独身なんだね。
昭和の時代、結婚適齢期の女性はクリスマスケーキに例えられて、クリスマスケーキが25日を過ぎたら売れ残ることから、「女性は25歳を過ぎて結婚できなかったら売れ残り」と言われていました。
25歳過ぎたら売れ残りは本当にヒドい...
このような時代背景があり、当時は「結婚しない人生」という選択肢がほとんどなかったため、親世代は、今の時代の「結婚しない生き方」を理解するのが難しいのです。
そのため、親は子どもに何度もしつこく「結婚しろ」と言うのです。
独身は不幸だと思っているから
親世代は「結婚は不幸だ」と本気で思っています。
具体的には、
- 独身のままだと孤独な老後を迎える
- 女性1人だと生活が不安定になる
- 特に独身女性は惨めで不幸だ
と考える親が多いのが現実です。
これは、社会的にも経済的にも結婚が重要視されていた時代に生きてきた影響です。
しかし、現代では価値観が多様化しています。
一人暮らしを楽しんだり、友人とのつながりを大切にしたりと、結婚しない生き方を選ぶ人も増えていますよね。
「独身=不幸」という考え方は、かなり時代遅れだよね
感覚が昭和のままの親世代は、本気で「独身は不幸だ」と思っていて、子供に不幸になってほしくないため、結婚しろと口うるさく言うのです。
孫がほしいという純粋な気持ち
「孫がほしい」というのも、親が「結婚しろ」と言う大きな理由の一つです。
昭和を生きてきた親にとって、孫は家族の絆を象徴する存在。
子どもが自分の孫を産むことで「自分の人生が続いていく」という安心感を得たいのです。
特に娘が産む孫を望む親は多く、娘に子どもが生まれたら、3世代で旅行したりしたいなって思っている親もいるでしょう。
正直、自分の人生は自分で楽しんでほしい...
親の幸せまで考えるのは荷が重いな...
「老後は孫の面倒でもして暮らそうかな」なんて人生設計している親もいるかもしれませんが、子どもにとってはプレッシャーですよね。
「結婚しろ」と言われたときの対処法
親から「結婚しろ」と言われたら、大前提として感情的にならず冷静に対応することが大切です。
その上で、「結婚しろ」と言われたときの対処方法は下記の3つを参考にしてください。
- 政府が出したデータを持ち出す
- 逆質問で完全論破する
- ユーモアでやんわり切り返す
それでは、1つずつ具体的に「結婚しろ」への対処法を紹介します。
政府が出したデータを持ち出す
親世代は、テレビや新聞が報じることを疑いなく信じる傾向にあり、政府や公的機関が出したデータに関してもすんなり受け入れる人が多いです。
「国が言ってるんだから正しいんでしょ」って感じで信用度がかなり高いです。
そこで、政府や公的機関が出している令和の結婚データを説明したり見せたりすると効果的です。
令和以降に、政府や公的機関が出した結婚データはこんなものがあります。
現在と1980年と比較すると、2021年の生涯未婚率は男性で約10倍、女性で約4倍に増加していることが分かります。
このようなデータを説明したり見せたりすることで説得力が増します。
データを元に、「昔と違って今は結婚が当たり前な時代ではなくなってきているよ」ということを親に説明してみましょう。
逆質問で完全論破する
親が「結婚しろ」と言うのは、親が持っている価値観の押し付けでしかありません。
しかし、それに対して「押し付けだ!」と一方的に反論したって喧嘩になるだけです。
そこで、反論するのではなく論破しましょう。
論破に使えるのが、逆に質問をして親の考えを引き出すことです。
例えば、以下のような質問をしてみてください。
- 「なんで結婚がそんなに大事なの?」
- 「結婚したら幸せになれるの?」
- 「夫が先に死んだら結局一人だよ?」
こんな質問をすると、下記のような答えが返ってくるでしょう。
- 「なんで結婚がそんなに大事なの?」→「結婚するのが当たり前だから」
- 「結婚したら幸せになれるの?」→「結婚したら幸せになれるよ」
- 「夫が先に死んだら結局一人だよ?」→「子どもを産めば1人じゃない」」
こんな感じで、抽象的な答えしか返ってこない可能性が高いです。
現代は結婚は当たり前ではなくなってきているし、結婚したら幸せになるどころか不幸になる可能性もあるし、子どもが健康に生まれてくるかも分かりません。
このように親に「結婚しろ」と言われたら、逆質問することで論破し、親の「結婚しろ」攻撃を対処することができます。
ユーモアでやんわり切り返す
親に「結婚しろ」と言われて面倒臭いときには、ユーモアで軽く切り返すのも効果的です。
例えば、こんな返し方はいかがでしょうか。
- 「結婚かー。いつ締め切りだっけ?」
- 「焦らされると変なの掴みそうだけどいい?」
- 「え?結婚?なにそれ?無料なの?」
こんな感じで、笑顔で言ってみてください。
親も「楽しそうに生きているし、まあいいか」と和やかな気持ちになってくれるはずです。
ただし、ユーモアを使うときには相手の反応をよく見て、バカにするような態度にならないよう注意しましょう。
親が真剣に話しているときには、一旦受け止めた上で冗談を交えるとバランスが取りやすくなりますよ。
まとめ
親が「結婚しろ」と言うのは、心配してくれてるっていうのが分かっていても、うるさいって思ってしまいますよね。
親世代が結婚にこだわるのは、昭和の時代の結婚に対する価値観が影響しています。
しかし、現代は結婚は当たり前ではなくなってきていて、結婚するのは個人の自由という価値観が広まっています。
冷静に親の気持ちを理解し、親との関係を穏やかに保ちながら、自分らしい生き方を選ぶことが大事です。
この記事でご紹介した対処法を試してみることで、親の言葉に振り回されるストレスを減らすきっかけになれば嬉しいです。
自分の幸せを大切にして、心に余裕を持った生活を楽しんでください!