友達の結婚報告を聞いたとき、なんかこう…胸の奥がモヤッとザワつく。
「おめでとう！」って笑顔で言いつつ、心のどこかでザワザワしてる自分に気づいて、「うわ、私って性格悪っ」なんて落ち込んだこと、ありませんか？
それマジであるあるです。全然珍しくないし、あなたの性格が悪いわけでもなんでもない。
むしろ、ちゃんと心が動いてる証拠。人間らしくて可愛いじゃないですか。
とはいえ、そんな気持ちをずっと抱えたままだと、自己嫌悪の沼にズブズブ沈んじゃう可能性もあるので要注意。
というわけで今回は、
「友達の結婚、喜びたいけどモヤモヤする…！」そんなときにどう考えれば気持ちがラクになるのか。
そのモヤモヤの正体を一緒にひも解いていきます。
読み終わる頃にはきっと、「なんだ、私って大丈夫じゃん！」って、ちょっと肩の力が抜けてるはずです。
さあ、心のメンテナンス、始めましょ。
「友達の結婚が羨ましい」と感じる理由
友達の結婚報告を聞いて、心の底から「おめでとう！」って言えずにモヤモヤしちゃう人は、性格が悪いとかではなくて人間なら当然の反応です。
どうしても「羨ましい…」って思っちゃって心がモヤモヤしちゃうんですよ。
で、そのモヤモヤを紐解いていくと、だいたいこんな感じの気持ちが隠れています。
- 無意識に友達と比較してしまう
- 取り残されたような気持ちになる
- 結婚＝幸せと思い込んでしまう
ではそれぞれもうちょっと掘り下げてみましょう！
無意識に比較してしまう
自分ではそんなつもりなくても、気づいたら「友達と自分」を並べて見てしまう。これはもう、長年の習慣みたいなものです。
例えば、小さい頃から「◯◯ちゃんは勉強ができるね」「△△くんは運動が得意ね」って、何かと比べられて育ってきた人が多い。
学校でも偏差値や順位、就職すれば年収やキャリアのステップアップ…
こうやってずっと「比較されること」が当たり前になってると、大人になっても無意識に「私は今どの位置？」って測っちゃうんですよね。
で、結婚っていうイベントも、その「比較対象」に組み込まれやすい。
「あの子はもう結婚したのに、私はまだ…」「みんな次のステージに行ってるのに、私はこのまま…？」っていう焦りが生まれる。
別に結婚したいわけじゃなくても、「取り残されてるかも」という感覚が出てきてしまう。
しかも厄介なのが、これって完全に無意識だってこと。
友達から結婚するって聞いた瞬間、「羨ましい」って思う。
自分が比べてることにすら気づかないうちに、心のどこかで「今の自分でいいのかな？」って考え始めちゃうんです。
取り残されるような気持ちになる
この感覚、実は「何かを失った」と思う瞬間に出てくることが多いんですよ。
例えば、仲良しの友達と毎週のように遊んでたのに、結婚した途端に「ごめん、旦那がいるから今日は無理かも」って言われる。
今まで当たり前だった関係が、少しずつ変わっていく。
その変化を目の当たりにしたとき、「あれ…私だけ変わってない？」っていう感情が湧いてくる。
人って、もともと「群れで生きる生き物」だから、仲間との距離が開くと本能的に不安を感じるものなんですよ。
「私だけ取り残されたかも」っていう焦りは、言ってしまえば、人間が持ってる集団から外れたくないという本能的な恐れ。
でもこの気持ち、別に友達を羨ましがってるわけでも、結婚を望んでるわけでもない。
ただ、今まで築いてきた関係が変わることに対して、漠然とした寂しさを感じてるだけなんです。
「結婚＝幸せ」と思い込んでしまう
結婚のニュースを聞くと、頭の中に勝手に「幸せな未来のイメージ」が浮かんできませんか？
ウェディングドレス、幸せそうな笑顔、夫婦で支え合う生活…まるで映画やドラマのワンシーンみたいな、理想的な結婚生活が思い浮かぶ。
でも、よく考えてみると、それって誰かが作った理想のイメージを刷り込まれてるだけなんですよね。
例えば、小さい頃から「お姫様は王子様と結婚して幸せになりました」みたいなストーリーを何度も聞かされてるし、CMや雑誌でも「結婚式は人生最高の瞬間！」っていう演出ばかり。
つまり、「結婚＝幸せ」という図式が、無意識のうちに刷り込まれてるんです。
だから、友達の結婚を聞くと、「あの子は幸せになったんだ」って瞬時に結びつけてしまう。
でも、本当は友達がどんな気持ちなのか、どんな結婚生活を送るのかは分からない。
なのに、「結婚＝いいこと」っていう前提で考えるから、「私は結婚してない＝私はまだ幸せじゃない？」みたいな錯覚が生まれる。
これはもう、文化的な影響が大きすぎて、誰でも持ってしまう感覚。でも、それが現実とイコールとは限らないんですけどね。
羨ましい気持ちをどう受け止める？
友達から結婚することを聞いて羨ましくて素直に喜べないその気持ち、めちゃくちゃ自然な反応ですよ！
「羨ましい」って感じるのは、自分の中に「私も幸せになりたい！」っていう気持ちがあるからこそ。
だから、無理に「喜べないなんて、そんなこと思っちゃダメだ！」なんて抑え込まなくてOKです。
まずは、「あ、今ちょっと嫉妬してるな」って自分の気持ちをそのまま認めてあげましょう。
モヤモヤするのは、今の自分の生活や将来に対して、何かしらの不安や焦りがあるサイン。
だから、「私は本当はどうしたいんだろう？」って、一度ゆっくり考えてみるのもアリ。
ただし！「友達が結婚＝友達は幸せ、私は不幸」みたいに極端に考えなくて大丈夫。幸せの形って人それぞれだし、結婚だけがゴールじゃないですからね。
「今はモヤモヤするけど、私は私のペースで幸せを見つければいい」って思えたら、その気持ちも少しずつ落ち着いていきますよ！
結婚する友達とどう接すればいい？
結婚する友達が羨まし過ぎて冷たい態度になっちゃいそう...
その気持ち、めちゃくちゃわかりますよ！
羨ましさや心のモヤモヤがあると、つい態度に出そうになったり、ちょっと距離を取りたくなったりしますよね。
大丈夫です。「今はちょっと複雑な気持ちになってるな」って、自分の気持ちを認めてあげてOK！
そのうえで、「友達とどう接したいか？」を考えてみるといいですよ。
たとえば、今はどうしても素直に喜べないなら、距離を置いても問題なし！
冷たくするんじゃなくて、「ちょっと自分の心を整える時間を作る」イメージですね。
LINEのやり取りを少なめにするとか、会う頻度を少し減らすとか、無理のない範囲で調整しましょう。
逆に、「できるだけ普通に接したいけど、感情がついてこない…」ってときは、シンプルにお祝いの言葉だけ伝えるのもアリ！
「おめでとう！」って一言でも言えたら、それで十分です。無理してテンションを上げる必要はなし！
大事なのは、「友達を祝う気持ち」と「今の自分の気持ち」を両方大切にすること。
今は心がモヤモヤしてても、時間が経てば気持ちが落ち着いて、また普通に接することができるようになりますよ！
まとめ：自分を責める必要はないです！
友達の結婚が「羨ましい」「素直に喜べない」＝「悪いこと」ではないです！
これは、あなたがちゃんと自分の人生を考えている証拠。
「私も幸せになりたいな」と思うのは、自然な感情です。
大事なのは、「羨ましい」という気持ちをちゃんと認めてあげること。
「今、友達の幸せを見て焦っちゃったな。でも、それだけ私も幸せになりたいって思ってるんだな」と、冷静に受け止める。これだけでも、心のモヤモヤは少し落ち着きます。
心の中が複雑でも、「結婚おめでとう」と友達に伝えようとするあなたは、十分優しいし、素敵な人ですよ。
だから、自分を責める必要はまったくありません！