
いつ結婚するの?早くしないと結婚できなくなるよ
うざー。マジでやめてほしい。

実家に帰るたびに繰り返される親からの「結婚しろ」コール。
最初は笑ってごまかせても、「結婚しないでこの先どうするの?」なんて説教された日には、ストレスMAXですよね。
いくら親とはいえ、これはハラスメントです。
そもそも結婚って人生の選択肢のひとつであって、必須じゃありません。
それなのに、親世代は会うたびに「結婚しろ」を連発してきます。
でも正面から「結婚だけが幸せじゃない!」と反論すると、さらに火に油を注ぐことに。
そんなめんどくさい展開は避けたいところですよね。
そこで今回は、親のうるさい「結婚しろ」攻撃をスマートにかわす方法をご紹介します!
気まずくならず、スムーズに話を終わらせるテクニックをぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ親はそんなに「結婚しろ」と言うのか?

親が「結婚しろ」と繰り返し言ってくるのは、子どもを純粋に心配しているのと価値観のズレがあるからです。
親世代にとって、適齢期になったら結婚するという考え方は当たり前。
信じられないかもしれませんが、昔は女性が25歳過ぎてで独身のままだと「売れ残り」なんて言われたりしてました。

結婚するのが当たり前で、してない人は「性格に問題がある」みたいな差別的に見られる雰囲気があったんです。
そんな時代を生きてきた親世代にしてみれば、「結婚しない=不幸になる」と考えてしまうのも、無理もない話ではあります。
だから、独身のままのあなたを見ると「この子が不幸になってしまう」と心配になるのです。
さらに、親は年を取るほど自分の価値観が正しいと信じがち。

時代が変わっていることを理解していても、自分の中の「常識」をアップデートするのは簡単ではありません。
あなたの幸せを願っているつもりで「結婚しろ」と言い続けてしまうのです。
でも、それはあなたの人生を思い通りにコントロールしたいからではありません。
ただ、「親としてできることをしておきたい」という思いの表れなんです。
つまり、「結婚しろ」という言葉の裏には、愛情も不安も、そして時代のギャップも混ざっているということ。
ここを理解しておくことで、冷静に対処できるようになります。
親の「結婚しろ」を黙らせる3つのテクニック【会話例あり】

このご時世、結婚は当たり前じゃないんですが、親世代にはなかなか通じないのが現実です。
というわけで、親から「結婚しろ」と言われてたときに使えるテクニックを紹介しますね。
- データ付きで時代の変化を説明
- 逆質問して親に考えさせる
- ユーモアでやんわり切り返す
この3つで、うるさい親の結婚しろしろ攻撃は回避できるので、ひとつずつ見ていきましょう。
方法① データ付きで時代の変化を説明
1つ目の方法は、データ付きで時代の変化を説明するです。
親世代は「独身=不幸」という昭和の価値観を、いまだにガッツリ信じています。
しかし、今の時代は違います。

30代独身なんてゴロゴロいますし、生涯未婚率だって右肩上がりです。
実際、政府の調査でも「生涯未婚の人が増えている」ってハッキリ出ています。
そこで使えるのが、この「政府調査データ」です。
親世代って、テレビ・新聞・厚労省あたりの言葉にはやたら弱いんですよね。

ド直球で「私は結婚しなくても幸せなの!」と叫ぶより、資料を見せて「ほら、こういう時代なんだよ」と伝える方が、ずっと効果あります。
具体的な数字を見せると、「えっ、そんなにいるの!?」と意外とすんなり受け入れてくれることもあります。
たとえば、「現在の50歳では、男性の6人に1人、女性の4人に1人が独身」というデータがこれ。

データを見ると、1980年と比べて2021年の生涯未婚率は男性で約10倍、女性で約4倍に増加しています。
なかなかのインパクトですよね?

データと一緒に親に伝えれば、感情論ではなく「時代の流れ」として納得してもらいやすくなります。
数字を見せつければ、さすがの親世代も「そういう時代なのか…」と理解しやすくなるはずです。
「昔とは違う」という事実を武器に、堂々と話してみましょう!
方法② 逆質問して親に考えさせる
2つ目の方法は、逆質問して親に考えさせるです。
逆質問して親の価値観をゆさぶる作戦はかなり効果的です。
親に自分で考えさせることで、「結婚すれば幸せになれる」という考えに、実は確かな根拠がないことに気づかせることができます。
例えば、こんな感じで攻めてみましょう。
〜会話例1〜

なんで結婚しなきゃいけないの?

みんな結婚してるでしょ!

じゃあ、みんなが独身だったら私も独身でいいってこと?

...
〜会話例2〜

結婚したら幸せになれるの?

そりゃ幸せになれるでしょ!

じゃあ、世の中の離婚率って何でこんなに高いの?

...
〜会話例3〜

なんで子供産めって言うの?

子供がいないと誰に介護してもらうの?

じゃあ、私のことも介護させるために産んだの?

...
この作戦のポイントは、「親に考えさせること」です。
「あれ…? もしかして結婚って絶対じゃない?」と親に気づかせるのが目的。
最終的には、「私は私の人生を幸せに生きるから!」とドーンと言い切るのが大事ですね。
方法③ ユーモアでやんわり切り返す
3つ目の方法は、ユーモアでやんわり返すです。
親からの「結婚しろ」攻撃には、ユーモアで軽くいなすのも意外と効果的です。
例えば、こんな感じ。
〜会話例1〜

いつになったら結婚するの?

結婚かー。いつ締め切り?
〜会話例2〜

早く結婚しなさい!

結婚したらボーナスとか出ます?
〜会話例3〜

早く結婚しないと誰ももらってくれなくなるよ!

え?結婚?なにそれ、無料でできるの?
こんなふうにサラッと流せば、親も「まあ、楽しそうにやってるし、いっか」と納得しやすくなるもの。
親が結婚を勧めるのは「子どもに幸せになってほしい」という気持ちからなので、 「私は明るく楽しく生きてるよ!」というメッセージをしっかり伝えることが大切です。
とはいえ、ユーモアを使うときは相手の反応をしっかり見ることもお忘れなく。
あまりにふざけすぎると、「真剣に考えてないの?」と逆に親の怒りを買うことも。親の性格に合わせて、軽めの返しを選びましょう。
まとめ
親世代の価値観は「結婚するのが当たり前」です。
だから悪気なく「結婚しろ」なんて言ってくる。でも、結婚するかどうかなんて、あなた自身が決めることですよね。
親は親、自分は自分という気持ちをしっかりもって人生を歩みましょ。