こんにちは。Maoです。

老後が不安...。どうすればいいの?
独身女性のみなさん、こんな悩みがつきまとっていませんか?
最近SNSで「独身女性の老後は悲惨」という投稿を見かけますが、独身女性は不安になりますよね。
独身女性からしてみると、不安を煽るんじゃなくて対策を教えてよーと思っちゃいます。
実はこれ、政府の統計データで「独身女性の年金受給額が低く、貧困リスクが高い」という調査結果が出ているため、独身女性の老後は悲惨と言われているのです。
たしかに女性は非正規や低賃金で働く人が多く、満足した年金をもらえない可能性がありますね。
でも安心してください。
あなたが老後を迎えるまで、たっぷり時間はあります。
老後を迎えるまでに、幸せな老後にするための対策をすればいいのです。
独身女性の老後が悲惨と言われる理由

独身女性の老後は悲惨と言われる主な理由は、統計データで「独身女性の年金が少ない」という調査結果によるものです。
2022年の平均年金受給額は厚生年金で月額10万4,878円、国民年金で月額5万4,426円。
この金額は、20歳から65歳まで正社員として継続的に働いた場合のもので、非正規雇用が長かった人は、さらに少ない可能性があります。
そして、他にも悲惨だと言われる理由があります。
- 介護や健康問題
- 孤独になる可能性がある
こちらの2つです。
まずは、介護や健康問題。
高齢者が病気が発覚したときや介護が必要になったときは、日本では家族が面倒を見るという風潮があります。
この風潮により、独身はどうするの?と外野が心配してくれているのです。
しかしそれは、既婚者も同じです。
夫に先立たれ、子どもが遠くにいれば、面倒みてくれる家族はいません。
まあ現在は、独身が増えているため独身のための身元保証人代行サービスが増えていますし、今後もこのようなサービスも増えるでしょう。
次に、孤独になる可能性があることです。
どうやら、独身は孤独だというイメージがあるようです。
この勝手なイメージにより、独身女性の老後は悲惨と言われています。
しかし結婚したとしても、子どもが遠くに離れて暮らしたり、夫に先立たれたりしたら、1人で暮らすことになります。
実際に、私の友人のお母さんは、結婚して2人の子どもを育てましたが都会へ行き帰ってこず、夫に先立たれて1人暮らししています。
状況は同じなので、既婚者と独身ということで、あまり孤独とは関係ないですね。
ここで分かることは、独身女性の年金受給額が低いこと以外に、独身女性の老後が悲惨という確固たるデータがないということです。
老後不幸にならないために今からする3つのこと

少ない年金を補うためには、働いているうちに老後の資産を準備することが大事です。
また、老後資産の準備以外にも、独身女性が楽しい老後を迎えるために今からやるべきことがあります。
今ここでしっかりと老後に向けて準備をしないと後悔するのでしっかりと確認してくださいね!
それでは、独身女性の老後が悲惨にならないためにやるべきことを全部で3つ教えます。
- 老後資金を準備する
- 病気を予防する
- 交友関係を作る
この3つ大事です。
まずは、老後資金を準備するですね。
どのくらいのお金を準備するかというと
これは、年金がいくらもらえるのか・持ち家か賃貸か・どんな生活をしたいかによって変わってきます。
つまり、自分に合った資金計画を立てることが大切です。
自分がどのくらい老後資金が必要なのかは、老後資金シミュレーションを利用するといいですね。
このシミュレーションがシンプルでわかりやすいです。
>>> 老後資金シミュレーション
自分がどのくらい老後資金が必要か分かったら、不足分を準備しましょう。
不足金を準備するといっても、ただ単に余ったお金を銀行に預けただけでは、お金は増えません。
投資して、お金にお金を増やしてもらうのです。
おすすめの投資はこちら。
- 積み立てNISA
- iDeCo
- 仮想通貨
1番おすすめなのは、積み立てNISA。
積み立てNISAを始めた場合のシミュレーションでお金の増え具合を見てください。
>>> 積み立てNISAシミュレーション
いま現在、銀行預金している人は損することになるので、積み立てNISAに切り替えたほうがいいでしょう。
余裕がある人は、iDeCoも始めるといいですね。
仮想通貨は、価値が上がれば大きな資産になりますが、その分リスクも高いため、注意が必要です。
なので、リスクを理解する人は仮想通貨投資もありでしょう。
でも、少ない給料で物価も上がって、投資するようなお金なんでないという人が多いですよね。
そういう人は、生活費を見直して老後の準備金を捻出しましょう。
例えば、スマホ料金や医療保険の見直しなどです。
スマホ料金は格安SIMがお得ですし、なるかも分からない病気のために無駄な保険を支払っているなら解約したほうがいいです。
日本は高額医療という制度がありますし、もし保険をかけるなら県民共済くらいで十分です。
保険のお世話にならないことも含めて、病気を予防することも楽しい老後を迎えるのに大事なことです。
病気を予防するためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 定期的な健康診断
- 運動習慣
- 十分な睡眠
- バランスの良い食事
これらの予防医療を取り入れることで、医療保険にかけるお金の無駄もなくなりますし、病気にもなりづらくなるので徹底しましょう。
健康診断は、簡単な血液検査や心電図以外にも、大腸検査や胃カメラで癌がないか定期チェックすることも大事です。
最後に、楽しい老後を迎えるには交友関係も大事になってきます。
孤独は思っている以上に健康状態に悪影響だということが分かっています。
男性より女性のほうがコミュニケーション能力が高く、老後もコミュニティに入り楽しんでいる高齢者が多いようです。
逆に男性は引きこもりがちになる傾向になります。
この点、女性は有利ですね。
とはいっても、今まで孤独だった人が、いきなりコミュニティに入るのは面倒臭いと感じてしまうため、若いうちから交友関係を築いておき、人間関係に慣れておくことが大事です。
独身女性はむしろ幸せな可能性あり

さて、独身女性の老後は悲惨って言われていますが、既婚女性の老後も結構悲惨だったりします。
というか、老後が悲惨になるのは、独身も既婚も関係ないです。
ちょっとここで独身のまま老後を迎える女性のメリットを伝えておきましょう。
- 自分以外の世話をしなくていい
- 独身者が増えている
- 自分だけにお金を使える
私の友人のお母さんたちを見ていると、定年後の夫の料理を作るのが嫌だとか、認知症になった夫の世話で疲れたとか言っている人が結構多いです。
その点、独身女性は自分だけのことをしていればよくて、ストレスが溜まりません。
実際に、厚生労働省の「介護サービス利用実態調査」によると、既婚者の約30%が配偶者や家族の介護を理由に、自分の生活を制限しているというデータがあります。
独身女性はこうした状況に縛られることなく、自分のペースで生活を楽しめる点が魅力です。
そして今後は、独身は増えていくでしょう。
現在はマイノリティですが、あなたが高齢者になる頃には結婚しないことが当たり前の時代がくる可能性があります。
フランスのように、半分以上が事実婚になるかもしれません。
国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、2020年時点での女性の生涯未婚率は17.8%に達し、今後も増加が予想されています。
つまり、独身でいることは珍しいことではなく、社会的にも受け入れられつつあるのです。
こうした流れを受け、独身者向けのサービスや施設も充実しています。
例えば、シニア向けのシェアハウスや、独身者専用の高齢者向け住宅などの施設が増えています。
夫と2人で過ごすより、気の合う仲間たちと大勢でワイワイと老後を過ごすほうがいいですよね。
また、自分だけのためにお金を使える点もメリットです。
同じ趣味を持つ夫婦だといいのですが、大半の夫婦は、同じ趣味を持っておらず老後は会話がなくなりがちです。
そんなとき、趣味に使うお金を夫に伺うのは嫌ですよね。
独身だとそのような無駄な気遣いがいらないため、ストレスなしで生活できます。
独身女性の老後が悲惨かどうかは、老後を迎えるまでの準備にかかっています。
不幸な老後を迎えないためにも、今からできることをやっていきましょう。
今から対策すれば、きっと楽しい老後が迎えられますよ!