生きづらさ解消

40代独身女性が「日本は生きづらい」と感じるのは当然です

独身女性
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なんか日本って生きづらくない…?

40代に入ってから、ふとした瞬間に生きづらいと感じること、ありませんか?

これ全然おかしなことじゃないんですよ。むしろ、めちゃくちゃ自然な感覚なんです。

30代のときはそこまで気にならなかった独身っていう肩書きが、40代になると急にズシンと重くのしかかってくる。

なんかもう、世間の目が「まだ独身なの?」って言ってる気がしてきて、無言のプレッシャーがすごいんですよね。

とはいっても、それってあなたが弱いとか、気にしすぎとか、そういう話じゃないんです。

日本の雰囲気そのものが、独身女性に厳しいんです。

小学校の体育の時間に「二人一組で並んでください」って言われて相手がいない子みたいな感じ。

「生きづらいなぁ…」って思うのは、とっても真っ当な感情ですよ。

今回は、なぜ40代独身女性が「日本は生きづらい」と感じるのか、その背景を一緒にじっくりひもといていきます。

それに「こんなふうに思ってるの、私だけ?」って不安になるかもしれませんが、全然そんなことないですよ。みんな同じです。

では、続きを読んでスッキリしちゃってください。

独身女性が日本で生きづらいと感じる理由

「で、結婚は?」って聞かれる不思議な日本。

ほんと、令和も半ばなのに、まだ言うんかいって思いません?

まるで結婚してることが人としての完成形、みたいなテンションで話してくる人、いますよね。

「え、まだだったの?」「理想高いんじゃない?」って、悪気なくポーンと投げてくるんです。

こういう言葉、何がやっかいって、そこにあなたに何か問題があるから結婚してないっていう無意識の偏見があることなんです。

本人は冗談のつもりかもしれませんが、こっちは笑えないんですよ。「ハハハ…」って引きつるしかない。

しかもさらに厄介なのが、こういう偏見がテレビでもナチュラルに流れてくるところ。

「独身女性=性格キツそう」とか「40代で未婚とかキツい」みたいな、誰が得するの?ってレベルのセリフが、ネタ風に加工されて拡散されてたりするんです。

それを見るたび、ちょっとずつ心のどこかが擦り減っていくんですよね。

こんなにも色々言われていたらそりゃ「独身の私ってダメな人間なのかな...」って思っちゃいますよね。決してあなたが気にしすぎてるわけじゃないし、メンタルが弱いからでもありません。

ただただ、「結婚してない=ナニカヘン」みたいな、しつこい固定観念がまだまだ根強く残ってるだけ。それが独身女性を日本で生きづらくしてるんです。

30代→40代で独身女性はさらに生きづらくなる

30代の頃は「独身?あ、私も!」みたいなノリで、わりと気楽に過ごせていたという方、多いんじゃないでしょうか。

仕事に燃えたり、趣味にドハマりしたり、週末は温泉とかフェスとか旅行とか。

周囲も似たようなライフスタイルの人が多かったりして、「あれ?私ってもしかして勝ち組?」なんて思う瞬間すらあったかもしれません。

でも、ですよ。40代に突入したあたりから、空気が…なんか…変わってくるんですよね。

周りを見渡すと、結婚・出産・育児・親の介護…と、どんどん家庭軸に移行してる人が増えてくる。

話題も変わってくるし、生活リズムもすれ違いがちになるし、「え、みんなこっちの岸に渡っちゃったの…?」みたいな、ぽつん感。

これ、けっこう堪えるんですよ。

しかも世間の目がね、急にメガネからルーペに変わったかのように厳しくなるんです。

「40代で独身?なんで?どうして?」って。いやいや、別に病気じゃないから。理由を聞かれても困ります。

職場でも、なんかあるんですよね。

「独身=自由でヒマ」みたいな超誤解のせいで、みんなのフォロー係みたいになっちゃう現象。

子どもが熱出した人の代打とか、休日出勤の戦力とか…あれ?私、会社の非常ベルかなんかでしたっけ?ってなってくるんです。

それでいて、自分の将来のことはぜーんぶ自分で考えなきゃいけない。

老後の資金、住まい、健康。どれも「一人用プラン」で検討しなきゃいけない重圧はすごいです。

しかもそういう話を気軽に共有できる場所って、案外ないんですよね。保険の勧誘の人とは話せるけど、求めてるのはソレじゃないっていう。

とにかく、日本社会の仕組み自体が「家族ありき」でできてるんですもん。そりゃ、そこにフィットしないと生きづらいと感じてって当然なんですよ。

SNSが独身女性をさらに追い詰める

SNSって、便利なんですよ。友達の近況もサクッとわかるし、美味しそうなごはんの写真とか、おすすめのドラマとか、情報の宝箱か?ってくらいに充実してるんです。

……なんですけどね。

独身女性の立場から見ると、時々この宝箱、急に毒リンゴが飛び出してくるんですよ。

例えば、ふとタイムラインを開いたら、「結婚しました♡」「マイホーム建てました!」「初めての家族旅行です♪」みたいな投稿がずら~っと並んでること、ありませんか?

もちろん、投稿してる人たちに悪気なんてないんですよ。日常をシェアしてるだけ。分かってる、分かってはいる。

でも!こちとらまだ一人で夜ご飯のメニューすら決めかねてる状態で、いきなり家族写真見せられると、「えっ、私なんか間違ってる?」って気分になることもあるんです。

そしてね、たまに見かけるんですよ。

「アラフォー独身女性ってキツいよなw」みたいな、冗談とも本気ともつかない投稿。誰かを名指ししてるわけでもなく、ただポロっと出されただけの言葉。

でも、それが心にズシンと響いちゃうんです。「あれ、私って社会的に不良品なのかな…?」なんて思ってしまったりして。

しかもややこしいのが、そういう投稿、こっちから見に行ってるわけじゃないのに、勝手に流れてくるんですよ。

見てしまうと自己肯定感が下がりまくって落ち込んでしまう。SNSって、自分の価値観が揺らぎやすいタイミングに限ってグラグラ揺さぶってくるんですよね。

とはいえ、SNS日常の必需品なので使わないわけにはいかないですよね。ということで、目に入れたくないものはミュートと非表示しちゃいましょう。

生きづらさを感じるのはあなたが繊細で真面目だから

独身女性_生きづらい

なんとなく、独身ってだけでちょっと肩身が狭い…。

でもそれ、ぜんぜん後ろめたく思う必要なんてないんですよ。

むしろ、そう感じるあなたは、感受性が豊かで、まわりの空気をしっかり感じ取れるアンテナを持ってる証拠なんです。

つまり、繊細で優しい人ってこと。すごい才能ですから。

とはいっても、今の日本社会って、まだまだ「理想の人生モデル」みたいなテンプレが強めに残ってるんですよね。

「結婚して子ども産んでマイホーム買って、はい幸せ!」みたいなやつ。

しかもそれ、特に女性に向けられがちなんですよ。マジで時代遅れです。

日本で独身女性として生きてるときの「生きづらさ」って、ほとんどが社会側の問題なんです。

それを「もっと自分が頑張らなきゃ」って背負い込む必要、ほんっとないですから!

無理に元気出さなくて大丈夫。「ポジティブでいなきゃ!」とか思わなくていいんです。

独身ってだけで生きづらいのは、日本社会の謎の同調圧力のせいなのですから。

まとめ

日本って、いまだに「結婚して一人前」みたいな空気がありますよね。

これが日本で独身女性が生きづらい原因です。

あたなが性格が悪いからとかメンタルが弱いからとかではありません。

深く思い悩まずに「日本の同調圧力が悪い!」くらいの気持ちで生きたほうが楽ですよ。

もしこの文章が、あなたの悩みや不安をほんのちょっとでも軽くできたなら幸いです。ではまた!

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