「在宅ひとり死」は可能か(1)

MONEY

「老後生活」をすっ飛ばして今どうしても気になって夜も眠れないレベルのテーマのひとつですが、結論はまだでていません。家で最期を迎えたいのはやまやまですが、最大のハードルはお金の問題です。

「在宅ひとり死」(©︎ChizukoUeno)とは、独居単身者が家で最期を迎えることです。上野千鶴子さんが『おひとりさまの老後』以降「孤独死」の言い換えとして提唱してきたことばです。上野さんは『在宅ひとり死のススメ』のなかで「できます」ときっぱり断言してくださっているのですが、肝心のところ(お金の問題)で歯切れ悪く、確信が持てません。

上野さんが言うように、介護保険は独居の在宅看取りを想定しておらず、終末期のQOLを高めたければ自費サービスを入れればよい、というのが政府の方針です。これからさらに介護保険制度が後退しかねない状況のなかで、上野さんが言う「お金のないひとはないひとなりの在宅ひとり死」を本当に迎えることができるのか、検証していきたいと思います。

要介護認定を受けて在宅療養する場合、いくら必要なのか。まず、所得により自己負担分が1〜3割と言われますが、私の場合は1割負担で大丈夫そうです。単身者の場合、年金収入その他の合計所得金額が280万未満なら1割負担で済みます。詳しくはこちら。

そのうえで、介護保険はいくらまで使えて自己負担分はいくらかかるのかを確認します。

要介護2(限度額)196,160円(自己負担額)19,616円

要介護3(限度額)269,310円(自己負担額)26,931円

要介護4(限度額)308,060円(自己負担額)30,806円

要介護5(限度額)360,650円(自己負担額)36,065円

で、ここからそれぞれの要介護度に応じてシミュレーションしていきたいと思います。つづきはまた書きます。

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